ブラウンのシェーバー(電気カミソリ)のアルコール洗浄機を長持ちさせる方法
1年半ほど、ブラウンのシェーバー(電気カミソリ)を使っています。
ブラウン メンズシェーバー シリーズ9 9090cc 4枚刃
皮膚が弱い私でも、ヒリヒリしたり血が出たりすることがなく、剃り心地は満足です。
ただ、深剃りは宣伝文句ほどではありませんでした。何往復もしないと剃りきれません。それでも、皮膚にダメージが少ないのでまあOKです。
アルコール洗浄の効果
ブラウンのカミソリのいいところは、自動でアルコール洗浄ができる洗浄機(クリーン&リニューシステム)が付属することです。
http:// https://www.braun.jp/ja-jp/male-grooming/shavers-replacement-parts/clean-charge-station
これには以下の効果があります。
①ヒゲを落とす
②匂いを抑える
アルコール消毒になるうえ、洗浄液に芳香剤が入っているため良い香りがします。
③充電される
④潤滑油が塗布される
これはかなり便利な機能だと思います。説明書をよく読むとわかるのですが、アルコール洗浄液の中には潤滑化成分が入っているので、アルコール洗浄をするたびに、潤滑油を塗布したことになります。これにより、剃り味が保たれます。
潤滑油塗布を自分でやったことがないのですが、たぶんきれいに塗るのは難しいでしょうし、なにより定期的にやるのが面倒くさいでしょう。潤滑油塗布が自動化されるのはありがたいことです。
アルコール洗浄の仕組み
アルコール洗浄の手順は以下のようになっています。
①洗浄液をシェーバーに吹き付ける。
②シェーバーがONになり、振動する。これで刃が洗われ、ヒゲや皮膚のカスが落とされる。
③液が洗浄機の中に戻される
①~③が繰り返される。
④空気をシェーバーに吹き付けて、アルコールを飛ばして乾燥させる(洗浄液に含まれる潤滑油は乾かずに残る)。
問題点 ランニングコストが高い
アルコール洗浄液は、取り外し可能なカートリッジに入っています。洗浄するたびに、このなかにヒゲや皮膚のカスが溜まっていき、さらに蒸発により液量が減ってきます。
所定量まで減ったところで、カートリッジ交換サインが出ます。
交換用カートリッジが売られていますが、これがなかなか高い。毎日使うとだいたい1ヶ月で一つ交換です。1個500円以上しますので、良い商売ですね……。
ブラウン アルコール洗浄液 (3個入) メンズシェーバー用 CCR3 CR【正規品】
消費者としてはなんとか交換回数を減らしたいところです。
アルコールを長持ちさせる方法
①洗浄時以外は密閉する
クリーン&リニューシステム(洗浄機)の中にカートリッジを入れっぱなしにしていれば一見密閉されているように見えますが、アルコールの吹き出し口とカートリッジがつながっているので、ゆっくりと飛んでいってしまいます。ほかにも隙間があるかもしれません。
毎回洗浄後にカートリッジを取り出して蓋をすればいいのですが、それは少し面倒です。
洗浄機ごとジップロックの袋(Lサイズがちょうどいい)に入れてしまえば、楽に密閉できます。
なお、袋の中で洗浄をしてしまうと、シェーバーを乾燥させることができなくなってしまいます(袋に穴を開けてコードを差して試しました)。洗浄作業のときだけは、袋から出して普通に使いましょう。
②アルコール洗浄回数を減らす(水洗いとの組み合わせ)
単純ですが、アルコール洗浄をすればするほどアルコールが飛んでいきます。洗浄のあとに刃に残ったアルコールを吹き飛ばすわけですから。
私の場合、アルコール洗浄は1週間に1度にしています。アルコール洗浄をしない日は洗わないか、又は水で洗浄しています。それでも十分剃り心地は維持できていると感じます(芳香剤のにおいはすぐなくなりますが、個人的には臭くならなければOKです)。
説明書には、洗浄の場合は1週間に1度潤滑油を塗布するようにと書いてあります。1週間に1度だけアルコール洗浄するだけでも潤滑油の供給は十分なのです(洗浄液の中に潤滑油が入っている)。
水洗いを全くしないで週1回アルコール洗浄するのはよくありません。1週間分のヒゲがすべてカートリッジの中に入りますので、洗浄液がヒゲだらけになってしまい、洗浄してもヒゲがシェーバーに残るようになってきます。そのため、アルコール洗浄の前には水洗いである程度ヒゲを落としたほうがよいです。
もちろん、アルコール交換頻度が上がってもいいなら、毎日アルコール洗浄するのもアリです。
①②の対策の結果、カートリッジが3ヶ月以上長持ちするようになりました。