花粉症対策まとめ 薬とマスクの製品比較表
私は重い花粉症患者です。2~4月は鼻と目がムズムズになって、普通に生きるのが困難になります。良い対策は人により異なるのですが、参考までに私の対策を記しておきます。
1. 花粉症対策の分類
対策を分類すると、
- 身に着けるもの(マスク等)
- 薬
- 掃除
に別れます。
マスク等の「身に着けるもの」は最も万能な対策です。他の対策は効果があるのかわからない事が多い一方、身に着けるものは直接花粉の体内への侵入を防ぐため、効果がてきめんです。
薬は、効く人にとっては非常に有効な対策です。一日1~2回飲むだけで、他に何もする必要がありません。マスク等の「身に着けるもの」は、つけ外しの手間や顔への圧迫感、鼻への張り付きなどストレスを伴いますし、掃除はそれ自体が大きな手間です。ただ、私のような薬が効きづらい体質の人や、副作用の眠気が大きい人は、他の対策に頼らざるを得ません。
掃除は直接人体に影響を与えませんが、周囲の花粉量を減らす効果があります。効果の実感はしづらいですが、やっておくに越したことはありません。
それでは次に、より詳細な分類を見ていきます。
1-1. 身に着けるもの
マスク
定番の対策です。私も使用しており、外でも室内でもつけています。ただ、眼鏡が曇ったり、鼻にへばりついて息がしづらくなったりと不快な面もあります。マスクの種類を選べば、そういった欠点はある程度補うことができます(後述)。マスクが煩わしい人は、薬(や掃除)に頼ることになります。
鼻マスク
化粧をしている女性や商談時などのマスクを外したいとき、マスク代わりになります。ただ、普通のマスクより効果が乏しい上に鼻の中の違和感が大きいので、私は常にこれを使うのを断念しました。
メガネカバー
メガネをかけている人限定です。メガネ自体が花粉が目に入るのをある程度防ぐそうですが、私はそれでも目が痒くなって仕方ありません。これを使えば、さらに花粉の侵入を防げます。私はこれの効果をはっきり実感できるため、常に使用しています。多少見た目が気になるのと、眼鏡が重くなってずり落ちやすいのが玉に傷です。
1-2. 薬
飲み薬
私はこれまでいくつか試した(後述)のですが、効果があるのか無いのかわからないものが多かったです。飲んでも結局マスクを付けないと耐えられません。しかも眠気という恐ろしい副作用があります(ただでさえ私はいつも睡魔に襲われているというのに)。ただ、マスクを着けない睡眠時の症状低減を狙って、一応ザイザルやビラノアを飲んでいます。布団の掃除によって飲まなくてもいいようになれば、薬を使わないようにしようと思っています。
点眼薬
これまた効果がいまひとつです。目が一時的にひんやりするくらいしか感じられません。リボスチンしか試していないので、諦めるのは早いと言われるかもしれませんが。
1-3. 掃除
床拭き
床に落ちた花粉の除去のため、濡れ雑巾やクイックルワイパー的なもので床を拭きます。ほぼ毎日、寝起きにマスクを着けてから行っています。効果のほどは不明ですが、やらないよりはやったほうがいい気がするのでやっています。
空気清浄機
これも効果の程は不明。薬服用中でさえ、室内でマスクを外せるには至りません。買ってしまったので使っていますが、要らなかったと思います。軽度の花粉症にはいいのかもしれません。
コロコロ(粘着テープ)
私は就寝中にはマスクを外しています。マスク自体が邪魔で寝にくいからです。しかし布団についている花粉を吸い込んでいるせいか、鼻づまりが激しく途中で目が覚めてしまいます。コロコロ(粘着テープ)で花粉の除去を検討予定です。
2. 製品の比較
以下は私が試した製品の比較です。
2-1. マスクの比較
(日本製 PM2.5対応)超立体マスク かぜ・花粉用 ふつうサイズ 7枚入(unicharm)
普通の平たいマスクと違い、立体的になっているため息がしやすいすぐれものです。こちらは下記のものと違って鼻パッドがついていて、目の方向への息の漏れを防ぐことができ、メガネが曇りにくい長所があります。しかし、高いのが難点のため使っていません。
(日本製 PM2.5対応)超立体マスク かぜ・花粉用 ふつうサイズ 50枚入(unicharm)
上記のものと枚数以外の名前が同じなのに、こちらは鼻パッドがついていません。違う名前をつけるべきだと思います。それはさておき、こちらは安いため毎日外出のときに着けています。目の方向への息の漏れはありますが、花粉ブロック効果にはさほど影響を感じませんし、メガネの曇りは下記のメガネカバーで軽減されます。
超快適マスク息ムレクリアタイプふつう5枚
同じユニ・チャームの製品ですが、こちらは立体的でなく平たい普通の形状です。使用感も普通で、やはり息がしづらい欠点があります。
ピッタマスク(PITTA MASK) GRAY 3枚入
これは革新的なマスクです。形状は立体的で、しかもウレタン製で通気性がよいため息のしやすさは最高です。さらに、洗って再利用できるのでお得です。ただし通気性の良さと引き換えに、花粉ブロック効果はやや劣ります。私は室内で過ごすときにこれを着けています。室内で床掃除をしていれば外よりは花粉量が少ないですから、快適に過ごしたい室内での使用にぴったりです。グレーのものは外で目立ちますし、白のものは黄ばみが目立ってしまいますが、室内なら何も気にする必要がありません。
やわらかマスク 個別包装タイプ ふつうサイズ 40枚入
セブン-イレブンで売られています。可もなく不可もない普通のマスクです。少量入りのものも売られており、超立体などよりも安いため、マスクが急に必要になったときには便利です。
不織布マスク
ダイソーで売られています。安いですがとにかく臭く、我慢できません。マスクが急に必要になったときは、上記のコンビニのマスクがよいでしょう。
2-2. 薬の比較
私はあまり効果と副作用のバランスの取れた薬が見つけられていません。
アレグラとビラノア
アレグラとビラノアは眠気を感じることがないものの、効果も感じられません。ただ、花粉症シーズンの初めの数日のみ効いた気がしたので少しは効果があると思われます。
ザイザルとアレロック
ザイザルとアレロックは眠気をやや感じます。その分効果もやや感じられました。
ゼスラン
かなり眠気を感じます。効果はそれなりですが、やはりマスクは外せません。
ちなみにこれらは全て第二世代に分類され、第一世代に比べれば眠気が少ないはずですが、それでも眠気が感じられます。
3. まとめ
- 私には薬があまり効かない。
- マスクを室内と外で使い分けている。
- メガネにメガネカバーを付けている。
- さらに、部屋の掃除もしている。
2019/03/17 追記 点鼻薬すごい
点鼻薬と飲み薬の併用を数日前から始めたのですが、これがよく効きました。
アラミスト点鼻薬を朝に服用し、ビラノアを晩に飲むようにしています。室内でマスクしなくてもよくなりましたし、寝るときに鼻が詰まる症状も軽減されました。
点鼻薬のことを知らなかった過去の自分に教えてやりたいです。
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